MLBフィラデルフィア・フィリーズで活躍するパワーヒッター、カイル・シュワーバー(Kyle Schwarber)。現在は大谷翔平選手との本塁打王争いが注目されていますが、その豪快なバッティングと同時に「年俸の高さ」でも注目を集めています。今回は、シュワーバーの最新の年俸情報や過去の契約、そして今後の見通しについてまとめます。

カイル・シュワーバーのプロフィール
- 生年月日:1993年3月5日
- 出身:アメリカ・オハイオ州
- ポジション:左翼手 / 指名打者
- MLBデビュー:2015年(シカゴ・カブス)
2016年にはシカゴ・カブスでワールドシリーズ制覇に貢献。その後ワシントン・ナショナルズやボストン・レッドソックスを経て、2022年からフィラデルフィア・フィリーズに所属しています。
現在の契約と年俸
シュワーバーは2022年シーズン前にフィリーズと 4年 総額7,900万ドルの契約 を結びました。
- 契約期間:2022〜2025年
- 平均年俸:約1,975万ドル
< 2025年の年棒 >
契約3年目にあたる2025年シーズンの年俸は 2,000万ドル(約30億円)。
フィリーズのロースター内でもトップクラスの金額であり、主力としての期待の高さがうかがえます。
過去の契約とキャリアの推移
- 2014年ドラフト:シカゴ・カブスから1巡目指名
- 2015年:MLBデビュー、低年俸ながら将来性を評価される
- 2016年:ワールドシリーズ優勝、プレーオフで大活躍
- 2021年:ナショナルズ〜レッドソックスに在籍
- 2022年:フィリーズと大型契約締結
年俸はデビュー当初の数十万ドルから、現在は2,000万ドル規模にまで大幅に増加しています。
年俸を巡る評価
シュワーバーの年俸については、以下のような見方があります。
- 高額契約ながら「割安」との声も
本塁打40本以上を狙える長距離砲でありながら、年俸2,000万ドルは近年の大物打者と比べるとやや抑えられているとの評価もあります。 - チームにとって不可欠な存在
出塁率やクラッチ力に優れ、リーダーシップも発揮。フィリーズがプレーオフ常連となった背景にはシュワーバーの存在があります。
他選手との比較
- ブライス・ハーパー:年俸2,700万ドル以上
- トレア・ターナー:年俸3,000万ドル前後
- J.T.リアルミュート:年俸2,300万ドル
フィリーズのスター選手の中でもシュワーバーは高額年俸組に位置づけられており、チームの主軸としてしっかり評価されています。
今後の見通し
フィリーズはシュワーバーの残留を強く望んでおり、地元メディアでも「契約延長の可能性は高い」と報じられています。彼の実績を考えると、次の契約では 年俸2,500万ドル規模 に上がる可能性もありそうです。
年齢的には30代前半で、まだ主力として活躍できる時期。打撃成績や健康状態を維持できれば、2026年以降も高額契約を勝ち取ることは十分に考えられます。
まとめ
- カイル・シュワーバーは2022年にフィリーズと 4年 7,900万ドル契約 を結び、2025年は 年俸2,000万ドル。
- 契約は2025年で満了し、FA市場での動向が大きな注目ポイント。
- フィリーズは残留を望んでおり、次の契約では年俸がさらに上昇する可能性がある。
フィリーズの打線を支えるパワーヒッターとして、シュワーバーの「年俸」と「去就」は今後も大きな話題となりそうです。
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