Mrs.Green AppleがRADWIMPSの『狭心症』をカバーすると発表し、SNSで注目されています。
RADWIMPSの『狭心症』は、PVで紛争や犯罪について描写したり、ダークな曲調でも有名で、非常にメッセージ性の強い曲となりますが、歌詞の意味について気になる方も多いようです。
この記事では、RADWIMPSの『狭心症』の歌詞の意味や考察をまとめてみました。
RADWIMPSの『狭心症』はどんな曲？
RADWIMPSの『狭心症』は2011年2月9日にリリースされたRADWIMPS通算13枚目のシングルです。
PVでは紛争や犯罪などをテーマに描かれていて、オープニングからダークなトーンとなっています。
RADWIMPSの野田洋次郎さんはこの曲について、ラジオで語っています。
世の中っていう言葉をひとつ使うときに、まるで自分がその中にいないで、自分ひとり遠くから、その世の中ってものを見てるような気持ちになっちゃうんだけど、世間だったり世の中だったり、みんなっていうのは、自分以外の世界の全てのものな気がしちゃうんだけど、それはすごい間違いで、世の中とか、みんなっていう人たちに向けて何かを発するとき、自分もそん中にいて、自分もその当事者だから、それを忘れないために、いつでも振り返りたい曲ができました。
引用元：TFM
RADWIMPSの『狭心症』の歌詞の意味とは?
RADWIMPSの『狭心症』のPVの中で、紛争や犯罪などで人々が傷つけあう様子が描かれており、歌詞の意味を表現したものだと考えられます。
歌詞の中から抜粋し、意味を読み解いていきたいと思います。
この眼が二つだけでよかったなあ
この耳が二つだけでよかったなあ
＜考察＞
世界で起こっている紛争・犯罪をこれ以上見たくないし、聞きたくないという意味であると捉えました。
もし目が２つ以上あったら、さらに多くの人の悲しんでいる姿を見ることになり、もっと心が痛くなりますよね。
1が１であるために今日も僕はね、100から99も奪って生きているんだと
＜考察＞
自分が自分であるために、人々はいろいろな資源を奪い合って生きています。
世界では食料問題・水不足・貧困に苦しむ人がたくさんいて、毎日奪い合いが起こっていることを忘れてはいけないというメッセージなのかなと思いました。
今日もあちらこちらで命は消えるはずなのに、どこを歩けど落ちてなどいないなあ
＜考察＞
今日もどこかで紛争が起こっていて、誰かが命を落としているのに、全然実感がないことを恐れて警鐘を鳴らしているのかなと捉えました。
世界では１日に15万人ほど亡くなっているそうですが、日本にいるとそんな事実は現実として感じられないですよね。
僕は僕を幸せにする機能でいっぱい
＜考察＞
人々は都合の悪いものには蓋をして、世界で起こっている紛争・問題などを見ないように、耳を傾けないようにしていて、自分のことばかり優先しているということを意味していると考えました。
歌詞全体を通して、日本で暮らしていると平和な生活が当たり前になっているけれど、世界のどこかで争いは多発していて、命を落としている人がいることを忘れてはならないというメッセージ性を感じました。
SNSの考察
SNSでもいろいろな考察がありました。
目を覆いたくなるような戦争やデモの現状を痛烈に描いていて、その現状を知らない人に届けたいというメッセージが強い楽曲なのではないかという意見がありました。
ミセスが『狭心症』をカバーすることへの世間の声
Mrs.Green AppleがRADWIPSの狭心症をカバーすることに対し、SNSでは賞賛の声が上がっています。
「狭心症」はRADWIMPSの曲の中でも特にダークでメッセージ性が強いことから、あまりライブで披露することはなかったそうです。
素晴らしい、楽しみだというファンの声が多くありました。
ミセスがカバーすることで、初めて『狭心症』を聞いた人も多いようで、野田洋次郎さんのメッセージが多くの人に届くことに喜ぶファンも多そうです♪
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